『ごめん、もう無理だ』
突然、君は消えていったー・・・
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あれから、一年。
私は高校生、二年生…。
そして、転機は訪れる。
「東谷 岳、宜しくなっ」
あのときと同じ声で、あのときと同じ顔、あの笑顔で。君にまた出会った。
「席は、風戸の隣なー」
と先生が言う。
ガタッ
「よろしくー・・・かざ・・・あ、亜季・・・・・?」

ー君は、また消えていくー